日本太極拳友会とは (会長 三代正廣 ごあいさつ) |
悠久の流れのように柔和で伸び伸びとした技を練っている人々の顔はなんともいえない気持ちよさに輝いています。 わたくしたち日本太極拳友会においても、生涯スポーツとして、豊富な各種各流派の知識と技術によって、体が喜び人生が光り輝くような太極拳を目指して頑張っています。自分と向き合い、自然を見つめ敬意を払いながら、命のエネルギーを生み出していくのです。その結果、苦難を乗り越えられた体験談や喜びの声をたくさん頂いています。 一方で、スポーツとして競技太極拳選手の育成にも力を入れています。日本太極拳友会からは、各種太極拳大会の全日本チャンピオンや日本代表選手を多く輩出しています。先のアジア大会(於:カタール・ドーハ)においては、宮岡愛・佐藤直子両選手が活躍しました。そして宮岡愛選手の銀メダル獲得の記事が各新聞により伝えられました。 かつてわたくしは、空手指導者の道を志し、中華民国(台湾)空軍に招聘され指導にあたっておりました。そんな時、太極拳に出会ったのです。 太極拳の柔の始まり空手の剛・・・運命的な出会いでした。自分探しのために始めた剛柔の道は魅力的でした。 幸いにも、それが多くの人々の役に立ち、共感できる仲間とめぐり合えたことに日々喜びを感じています。 日本太極拳友会は太極拳を求める人々の会です。人知れぬ努力はおのずとその人の風格や自信となって現れるでしょう。太極拳が多くの人々にとって、明るく生きるためのヒントになることを願っています。 |